2012年08月23日

図書館戦争シリーズのこと

1作目の「図書館戦争」に続いて「図書館内乱」を読んでるところ。
ヒロインに感情移入できないと辛い、という当たり前のことを実感している。
せめて高校生設定だったらなぁ。
それか手塚が主人公で脇カプとして存在してたらそんなに気にならなかったかも。

幼稚すぎるし考えなさすぎるし仮にも軍隊ちっくな組織の中で上官の命令無視するししかもその結果オーライで見過ごされるどころか一目置かれるて…ないわー。お粗末すぎてツッこむ気にもならない。

「内乱」で初出のキャラクターのまりえも苦手だ…こんなのに惚れる小牧って…。女の情念怖い。小学生で当時高校生の小牧の彼女に喧嘩売ったエピソード怖すぎ。こういう女子の女らしさって本当に私が苦手とするところで、その苦手意識故にずっと男の子になりたかったくらいなのでマジで怖気がした。でも最終的にはくっつくんですよね…。年齢的に小牧のほうが近いので、つい同僚目線で見てしまう。そうすると、仕事のできる男前を若い娘に持ってかれるって図になるんだよなー、と想像してしまて薄ら笑いが漏れる。別に小牧のこと好きじゃなくてもモヤッとするだろうなw

柴崎のご都合説明キャラもあまりにもキャラすぎて。なんかもーそういう設定なんですよ、というのを受け入れるしかない無力感。毒舌も結局は郁ちゃんのキャラクターを引き立たせるだけのためのものなので何だかなぁ。

そもそも大前提の図書館まわりの設定に違和感感じまくりなのでファンタジーにしといてくれればよかったのに。まあ近未来なのでニアファンタジーではあるのだけど、地名とか食べ物とかまるっきり現代なので…。メディア良化法と委員会の設置まではいいんだけど、それに伴う社会の変化に説得力がない。図書館が戦争するという設定にもっていくための後づけなので、そこはもうどうしようもない部分なんだけども。

もし、実際にメディア良化法が施行されたら真っ先に槍玉に上がるのが漫画であるはず。だって単純に一番読んでる人間が多いはずなんだもん。青少年に対する影響も最も大きいと考えられるし。なので、検閲対象から漫画が除外されてるのが納得いかない。
作中で、刊行ペースが早い、検閲が手作業になる、という理由が説明されていたけど、他の設定と整合性が合わない。メディア良化委員会は独自の検閲ソフトを作る技術力がある描写がるのに、OCRの技術を強化して漫画に対応しないのは何故?
そもそも出版された本に対して検閲して回収する権限はあるのに、出版前に検閲する権限はないのか。委員会に回収された本を出版した出版社には損害しか残らないのか?まともな出版社潰れちゃうよ?でも書籍は普通に出回ってるみたいなのでそんなに倒産した会社ばっかりってことも無いんだろうしなぁ…。
……等、考えてしまって、要するに、物語の大前提に完全には乗っかれない状態で読んでるので、ずっともやもや感がある。

でもお話の続きは気になる。ストーリーの作りは上手いし読み易い。
もっと飛ばして読むかなぁ。
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posted by 廉 at 11:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 本の感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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